
ハンドメイドが好きで結構いいものが作れてると思う。
販売をしてみたいけど、何からはじめたらいいの?
今やインスタグラムや、フリマサイトでもハンドメイドのかわいらしい小物が販売されているのも、よく見かけるようになりましたね。
雑貨屋さんのように素敵に撮影された小物を見ていると、うっとり見とれてしまうほど。
しかし、自分が作ったものを「いざ販売」となるとハードルが高く感じられてしまいませんか?
実は制作はもちろん、販売にもチャレンジしやすいのがハンドメイドの魅力の一つです。
この記事ではハンドメイド作品の販売を始めたい方むけの情報をまとめてご紹介いたします!
ハンドメイド作品を販売したい!初心者はまず何をすべき?


趣味で作り始めたハンドメイド、作品作りも上達してきて、他の人に見てほしい、他の人の手にとって貰いたい・・・そう思ってから、どのような手順で販売を始めればいいのでしょうか。
ステップとして、大きく「準備」「販売手続き」に分類できるかと思います。
<販売の前準備>
まずは販売にとりかかる準備ですね。
- 販売サイトに登録(まずは1つ!)
- 自分の作品の価格をざっくりと決める。(まだ厳密には決めない!)
- その作品の魅力を文章にしてみる(箇条書きでもOK!) 販売サイトに登録(まずは1つ!)
この3つの行程からはじめましょう。
①販売サイトに登録
まずは販売サイトに登録しないと始まりません!
ここでの販売サイト選びも重要となりますが、後々複数のサイトに登録したり、別サイトに移行することもできるので安心してくださいね。
しかし、いっぺんに2つ、3つと登録するのはおすすめしません。



管理などが大変になってしまいますからね。まずはサイトを1つ選びましょう!
今やハンドメイド作品の販売がブームですから、初心者にも使いやすいツールがたくさんありますよ。
minneやCreema、またはフリマアプリなどもおすすめ
後ほどおすすめのアプリについて紹介しますから、ぜひ参考にしてみてくださいね。
②価格をざっくりと決める
ここで、価格を「ざっくり」と決めることが重要です。
作品作りの原価がとれれば良いとするも良し、利益を生むような原価越えの設定にするもあなた次第です。
まずは、販売したいと思っている作品をあなたの作品から数個選び、それぞれ1個あたり材料費はどれくらいかを計算してみると、「これくらいの値段で売りたいな」の目安が浮かんでくるかもしれません。)
一つの作品を作るのにかかる原価(材料費)を把握して価格を決めよう!



実際の販売価格としては、送料なども含んでの設定になります。そのことについては後ほど記載をしています。
③商品の魅力を文章にしてみる
同じ商品でも、魅力の伝え方によって、「買いたい」の気持ちは変化するもの。
- 色あいやデザインを魅力とするのか?
- 自分の工夫したオリジナリティを売りにするのか?
- こだわった素材をアピールするのか?
ここは作家としての自分の想いをアピールできるところですので、「ここを見てください!」というポイントを決めましょう。
<販売への手続き>
さて、自分の商品の魅力と、販売価格が決まれば、あとは登録したサイトに出品するだけ。



これであなたも作家デビューです!
販売する商品の配送方法などを決めていきます。
出品する際に配送料込の価格で出品する様式のサイトの場合は、”② 自分の作品の価格をざっくりと決める”で決めた価格に送料を加えた価格で出品することになります。
商品価格と配送料などが別で表示される様式のサイトの場合は、 ”② 自分の作品の価格をざっくりと決める” で決めた価格をベースに出品価格を決めましょう。
はじめて作品を出品するときはドキドキしますよね。
はじめて販売をスタートする方にとっては、「〇〇個売る!」「〇〇万円稼ぐ!」といった目標よりも、「たのしく、お客さんとのやり取りをはじめたい」という想いの方が多いと思います。
販売にチャレンジするからにはもちろん、たくさん売れるとうれしいものですが、まずは自分の作品に興味を持ってもらうことから始めましょう。
初めての出品では儲けを考えるよりも、自分の作品に興味を持ってもらうことを考えよう!
私がハンドメイド販売していて嬉しいこと、大変なこと


やはり販売をしていると、多くの人が自分の作品に興味を持ってくれることがうれしいです。
私の場合は、趣味で作った作品を販売する際、利益としてはあまり残らない価格で出品しているため、たくさん売れたからといってお小遣いが増えるわけでもありません。
しかし、販売を通して実際に購入してくれた方からの感想が届いたり、自分の作品に対して「いいね!」などの数が増えていくと、自分が作った作品が注目を浴びていくのが実感でき、とてもうれしくおもいますよ。
逆に、大変なことといえば、商品が売れないときでしょうか。
「魅力がないのかな?」と落ちこんだこともありますが、案外商品自体ではなく、売り方に改善の余地がある場合がほとんどなのです。
そのため、写真を撮りなおしてみたり、ラッピングに凝ってみたり、いろいろな工夫をしてみると、同じ商品でも売れるようになっていくところが販売の面白いところ。
作品の出来だけでなく、”売り方”によっても売れ行きが変わる!
販売にかかわっているのは自分だけですから、いつまでに売らなきゃ!いくらで売らなきゃ!と気負う必要も全くありません。
おうちにいながら、気楽にマーケティングの真似事のようなことにチャレンジしていますが、成果が出ると楽しいものです!
販売にあたっては、誰もが「売れるかな?」の不安を持ちながらスタートしています。
はじめこそ「売れた!」「売れない!」とドキドキすることもありますが、慣れてくると、「どこを工夫してみようかな?」と、販売を楽しむことができるようになっていくと思います♪
ハンドメイド作品を販売するために初心者が用意しておくべきもの


作品が売れたときに配送するためのラッピング・梱包資材が必要となります。
効果なものを使う必要は全くありません。最近は100均でもかわいい梱包資材がたくさんありますから、数百円でそろえることができますよ。
販売したい作品の壊れやすさや、大きさ、配送方法によってその梱包も異なりますが、かわいい絵柄つきのラッピング袋や、プチプチ(緩衝材)は使いやすく、おすすめです。



しっかりと梱包されていると、買う側の立場でも印象がいいですよね
ハンドメイド作品を販売する初心者におすすめのアプリ まずはここから始めよう


私がおすすめするのは2つ。
どちらも登録が無料ででき、月額の使用料金もかかりません。
それぞれのサイトの特徴を比較していますので、ぜひお役立てください。
minneで出品する


<minneのメリット>
・ハンドメイド作品の販売・購入が楽しめる国内最大級のハンドメイド通販サイト。
ハンドメイドへの興味関心が高い方が集まるため、サイトの閲覧者にも購入意欲が高い人が多い。
本格的な作品も多く、まるで自分のブランド・ショップを立ち上げたかのような気持ちで始めることができます。
はじめるからにはブランディングにもこだわりたい!と思っている方にはとってもおすすめ。
ハンドメイド作品販売のためのツールなので、作家へのサポートが充実しています。
<minneのデメリット>
電話によるサポートがないことがデメリットです。
問い合わせフォームによる問い合わせは可能です。
メルカリで出品する


<メルカリのメリット>
フリマアプリとして日本最大級規模のメルカリ!
ユーザー層は老若男女さまざまなため、男性をターゲットにした商品も販売しやすいです。
「らくらくメルカリ便」は匿名配送可能で、資材はコンビニで買えるという点も手軽に始められてうれしいポイントです。
不用品を販売したり購入するために、すでに利用したことがある方も多いのでは?
<メルカリのデメリット>
フリマアプリの特性で、値下げ交渉をもちかけられることもあります。
必ず応える必要はなく、もちろんお断りすることもできます!
これは中古品を出品するのと同じですね。
安価なものを求めている客層が多いので、高い価格では売り辛いというのもデメリット。
minneとメルカリはどちらも無料で登録できますので、気軽に始められるツールです。
手続き自体もどちらもシンプル。
あえて比較するとすれば、「お店作り」を楽しめるのはminne、「簡単さ」を極めるならメルカリがおすすめです。
「売れなかったらどうしよう」自分の作品のレベルに不安があるときは?自信の持ち方
作品の販売を始めるときは誰もがドキドキするもの!最初から売れる絶対の自信のある人はいません。
それでも不安な方は、親しい知人や身内などに、おひとつプレゼントしてみてはいかがでしょう?
前もって、「趣味で作っていて、上達したいので感想を聞ききたい。改良してほしいポイントなどあれば、教えてくれない?」と伝えておくと、ユーザーの視点で作品について感想を聞くことができますよ。
ここで、「販売を考えている」と伝えても問題ない場合は伝えても良いですが、私の場合は、あまり知人に知られたくなかったので伏せていました。
親しい人から感想を聞けると、きっと参考になるアドバイスなどがもらえますよ。
ハンドメイド作品を購入する方のほとんどが、手作り感やオリジナリティーのある作品に魅力を感じている方ばかりです。
お店のような仕上がりを求めてる方ばかりではありませんから、あまり固くならずに、まずは一つ、お気に入りを出品してみましょう。
いろいろなハンドメイド作家さんも、「ハンドメイド作品にご理解ある方のみご購入をお願いいたします」などと記載している方が多いので、ハンドメイド業界では、ある意味完璧を求めないのが暗黙のルールとなっています。
それでも、自分の技術を磨きたい、もっと自信を持ちたい!という方はこんな通信講座もあるので、よければみてみてください。


まずは出品!ハンドメイド販売で自分の作品で多くの知ってもらおう!
まずは出品して、自分の作品を知ってもらうことから始めましょう!
お気に入りの作品を、まずは2、3つ出品してみませんか?写真に凝ってみたり、紹介文に凝ってみたり。
ラッピング方法を工夫したりと、集客の方法はさまざま。出品したら、自分以外の作家さんのページを見て、おともだちを増やしていくことができるのもハンドメイド作家としての楽しみの一つです。
おうちの中で楽しんでいたハンドメイドで、新たな人とのつながりが持てるようになるのも、素敵ですね。
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